黄色ニキビは初期ニキビが悪化して膿を持った状態…
原因は睡眠不足や偏った食生活、ストレスなどで、安全に治すにはスキンケア方法を見直す…
黄色ニキビは初期の段階ではありません。
対処方法を間違えると跡に残ってしまうことがありますし、放置してしまうとなかなか治りませんので、正しい治療方法を覚えておかなければなりません。
黄色ニキビは初期ニキビが悪化して膿を持った状態です。
中に入っている膿が気になって潰してしまう人も多いのですが、皮膚を傷つけると炎症が広がったりメラニン色素が増えて色素沈着が引き起こされることもありますので、安易に潰して取り除こうなどとはせず、正しいケアを実践する必要があります。
ニキビを引き起こす原因は睡眠不足や偏った食生活、ストレスなどであり、これらによって肌のターンオーバーが乱れると皮膚が厚くなり、毛穴の出口が塞がれてしまいます。
皮脂が分泌されても排出できずに中に留まってしまいますので、毛穴の中でアクネ菌の栄養となって過剰な繁殖が起こります。
アクネ菌の繁殖が続くと炎症が起こるのですが、初期の炎症なら赤いニキビであり、少し熱を持っていても早期のケアですぐに良くなります。
しかし、赤ニキビからさらに悪化してしまうと黄色ニキビになりますので、乱れた生活習慣はすぐに改めなければなりません。
生活習慣を改めるだけでは本格的な治療は行えず、あくまでもニキビのできにくい状態を作っているだけです。
安全に治すにはスキンケア方法を見直す必要がありますので、正しいケア方法を覚えておかなければなりません。
最初に洗顔ですが、しっかりと泡立てて皮膚に刺激を与えないようにします。
お湯の温度も重要であり、熱いお湯では刺激が強すぎますし、冷たいと汚れが綺麗に落ちませんので、ぬるま湯を利用することが大切です。
黄色ニキビができている時には皮脂を取り除きたいと考えて何度も洗いたくなりますが、洗顔自体が刺激を与えるものですし、一度洗えばほとんどの汚れや皮脂が落とせますので必要ありません。
洗った後は油分の少ない化粧品でケアを行い、保湿を忘れないようにします。
皮膚科に行けば、ニキビ用のケア用品を紹介してもらうことも可能です。
自宅での黄色ニキビの治療では、膿を取り除くことは考えずに基本のケアに集中します。
それでも肌のターンオーバーによって少しずつ回復していくはずですが、膿が酷くなってきたり痛みが出てきた場合には皮膚科にかかる必要があります。v
皮膚科に行くと外科的な処置によってすぐに膿を取り除くことができますし、膿を抑える抗生物質の飲み薬や外用薬も処方されます。
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